- 成長路線のアドラゴス:拠点数は欧州3か所、世界5か所に
- 買収によりEnd to Endの医薬品一貫開発サービスを強化
- クリニジェンへの製品開発は継続することで合意
ミュンヘン/ロンドン/アテネ 2023年4月3日-ミュンヘンに本社を構える医薬品開発製造受託企業(CDMO)のアドラゴスファーマが、アテネのLamda Laboratoriesの買収を完了しました。これにより、アドラゴスファーマが運営する拠点は欧州で3か所、世界で5か所になります。今回のLamda Laboratoriesの買収により、アドラゴスは世界の製薬企業顧客向けの医薬品開発、薬事申請、およびサプライチェーン管理サービスを大幅に拡大することとなります。
services for Clinigen. これまでLamdaはクリニジェンの唯一の開発センターとして機能していたほかに、サードパーティー向けの開発受託企業(CDO)として、その高い信頼性から評価を得ていました。Lamdaは今後もクリニジェンへのサービス提供を継続する予定です。
site. アテネ拠点はアテネ国際空港から車でわずか15分の場所にあります。最新鋭の設備が備わっていて高薬理活性医薬品の取り扱いが可能であるだけでなく、品質システムが確立しており、複雑な開発でも期限内に行ってきた実績があります。正式な引き渡しが本日、拠点での勤務を継続する従業員ら出席のもとで行われました。
アドラゴスファーマのCEO アンドレアス・ラーベ博士:「今回の買収が完了し嬉しく思います。Lamdaが当社にとって非常に重要である理由は、製造のみであった当社のバリューチ ェーンに開発が加わることで、新たな顧客層にリーチできるようになることです。同時に、既存のLamda顧客にはアドラゴスグループ内の生産能力を、アドラゴスで生産している既存顧客にはより幅広いサービスを提供できるようになります」
取引の詳細な条件は明らかにされていません。アドラゴスファーマのバイサイド・アドバイザーはTruist Securitiesが務めました。
アドラゴスについて
アドラゴスファーマは、ドイツのミュンヘンに本社を構えグローバル展開するCDMOである。買収により欧州、北米、日本での既存の製造ネットワークを拡大し数年以内に世界トップの地位を獲得することで、カスタマーサービスとデータ中心主義の新基準を打ち立てることを目標に掲げている。バイ・アンド・ビルドの成長戦略で、北欧の大手未公開株式投資会社であるFSNキャピタルや、多角経営を行うドイツの大手ファミリーオフィスのプランゲグループからの支援を得ている。現在、フランス、ドイツ、および日本で4つの製造拠点を運営している。 www.adragos-pharma.com
クリニジェンについて
クリニジェンは、倫理的立場からの医薬品提供に特化しグローバルに事業を展開するスペシャリティ医薬品企業です。必要な薬を必要な患者様に、必要な時期に提供することをミッションに掲げています。臨床から商用までの医療用品のライフサイクル全体にわたって製薬会社やバイオテクノロジー企業を支援しており、北米、欧州、アフリカそしてアジア太平洋地域で拠点を運営しています。5大陸の15か国に1,200人以上の従業員を擁し、納品先は年間120か国を超えます。クリニジェンに関する詳細は、www.clinigengroup.comをご参照ください。
アドラゴスファーマへのメディアのお問い合わせ先 press@adragos-pharma.com