取引完了:アドラゴスファーマ 川越市(日本)のサノフィ生産拠点を正式買収

取引完了:アドラゴスファーマ 川越市(日本)のサノフィ生産拠点を正式買収-アドラゴスファーマ(adragos-pharma.com)

取引完了:アドラゴスファーマ 川越市(日本)のサノフィ生産拠点を正式買収

アドラゴスファーマ 日本国内3位の専業CDMOに

サノフィとの長期契約で現地医療への供給を確保

ミュンヘン/パリ/東京 2023年3月2日-ミュンヘンに本社を構える医薬品開発製造受託企業(CDMO)のアドラゴスファーマは、日本有数の医薬品製造施設の一つをサノフィから買収しました。この買収により、アドラゴスファーマは日本国内で3位の専業製造受託業者となります。日本は同社にとって、中心的な3つの市場のうちの一つです。同時に、同社とサノフィ間の長期供給契約も開始します。川越製薬は戦略的パートナーとしてサノフィや日本市場向けの製造を継続する予定のため、現地の医療体制における重要な役割を担うこととなります。

製造拠点の正式な引き渡しが昨日、拠点での勤務を継続する従業員らと両社代表の出席のもとで行われました。

東京の近郊に位置する川越工場は、日本の同様の工場の中でも最大かつ最も高度な工場の一つです。買収前はサノフィの工場として、経口固形剤やアンプルを生産していました。他にも、日本やアジア市場向けに包装、外観検査、品質管理試験サービスを提供していました。

サノフィの生産供給部門国際クラスター・ヘッドのジェレミー・ゴルドナデルは「サノフィを代弁して、50年の長きにわたりプロ中のプロであった川越工場の従業員らに深い感謝を示すとともに、アドラゴスファーマでのますますの活躍と発展を願います。2社の長期的なパートナーシップにより高品質な医薬品の供給を確保できることで、日本の患者様に最 大限の恩恵がもたらされるでしょう」と語りました。

アドラゴスファーマのCEO アンドレアス・ラーベ博士は「今回の買収は、世界トップクラスのCDMOになるための重要な一歩です。目標は、欧州、北米、日本国内市場の新規顧客を川越工場に獲得すること、そしてサノフィや新規顧客のために同工場のサービスと能力を拡大することです」と述べました。

アドラゴスファーマのCTOであるマルコ・ゴーガスは次のように述べています「川越工場の能力とリソースは、将来の成長に向けた確固たる基盤になります。サノフィと新規顧客のどちらについても、経済的かつ高品質な製品を患者様に届けられるよう尽力します。」

取引の詳細な条件は明らかにされていません。

アドラゴスについて

アドラゴスファーマは、ドイツのミュンヘンに本社を構えグローバル展開するCDMOである。買収により欧州、北米、日本での既存の製造ネットワークを拡大し数年以内に世界トップの地位を獲得することで、カスタマーサービスとデータ中心主義の新基準を打ち立てることを目標に掲げている。バイ・アンド・ビルドの成長戦略で、北欧の大手未公開株式投資会社であるFSNキャピタルや、多角経営を行うドイツの大手ファミリーオフィスのプランゲグループからの支援を得ている。現在、フランス、ドイツ、および日本で4つの製造拠点を運営している(2023年3月1日現在)。

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